2021年7月20日
音楽演劇練習場や子どもプラザとして親しまれてきた大橋駅東口ゆめアール大橋 は、市民の要望から生まれた福岡市の施設です。しかし、福岡市は、ゆめアール大橋 の閉鎖を決定し、敷地を2022年に民間へ売却しようとしています。
小中学校の校区ごとに児童館を設置している自治体もあるのに、福岡市は中央児童会館1つだけ…。子育てしやすい・子どもが楽しめる福岡市にするため、せっかくの福岡市の財産・ゆめアール大橋跡地は売却でなく、児童館として活用してほしいのです。
弁護士がお子さんから生活状況の聞き取りをする中で、福岡市以外の自治体にお住まいの子どもは放課後を児童館で安全安心に過ごし居場所になっているのに、福岡市には児童館があまりに少ないことに気付き、2つ目の児童館を福岡市に作ってほしいと6月22日に福岡市議会へ請願書を提出しました。
児童館は、児童福祉法40条で規定された、0〜18歳未満の児童の健全な遊びを通じて、その健康を増進し、又は情操を豊かにすることを目的とする施設です。屋内に集会室・遊戯室・図書室、屋外に広場・遊具が必要で、遊び指導の専門職員が配置されます。遊び指導は、児童の自主性、社会性、創造性を高め、地域における健全育成活動の助長を図ります。(乳幼児のみ対象の「子どもプラザ」とは違います。)
子どもの貧困率は7人に1人、福岡市は更に高い傾向にあります。子どもの自己肯定感を育み、居場所となる児童館は貧困・虐待予防にも役立ちます。
請願署名は市民の声を福岡市議会に届けるものです。
追加の署名は8月11日が締め切りです。ご協力いただける方は、お手数ですが、このページの上部から署名用紙をダウンロードしていただき、ご署名のうえ、8月11日必着で福岡南法律事務所へお送りください。署名用紙の発送もいたしますので、ご希望の方はお気軽に当事務所までご連絡ください。
(なお、ご署名いただくのは、全国どちらにお住まいの方でもOKです。お子様もOK。但し自筆に限ります。住所「同上」不可。)
お預かりした署名(お名前・ご住所)は福岡市議会に提出する以外に利用しません。皆さまのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。